お育ちが知れる?知っておきたいテーブルマナー
どこに出しても恥ずかしくない女性、こうしたマナーのいい女性は、結婚相手として評価が高くなります。
特に、食事のマナーがいい女性は育ちがいいといわれ、こういう子をお嫁に欲しいなと感じますし、ご両親に合わせるときにも、自信をもって合わせることができるのです。
お世話になっている人との会食、取引先との会食、また結婚式披露宴の会食や、初顔合わせの食事など、様々な食事の場面で、テーブルマナーがしっかりしていると恥をかくこともなく安心できます。
会食の場で自分を上品に見せることができるテーブルマナーをしっかり理解しておくべきです。
和食、お箸のマナーくらい覚えておこう
お箸の使い方を見るとお里が知れるなどといわれます。
お箸でしてはならないことを堂々としている女性も多く、やはり日本人ですから、和食のお箸の使い方くらい、しっかり覚えておきたいものです。
よくやってしまいがちなことに、「返し箸」があります。
大皿料理が出たときに、自分が口をつけたお箸を利用するのはいけないからと、箸を逆さにして大皿料理をとる、実はこれマナー違反です。
手が触れていた部分で人が食べるものをつかむのは失礼にあたり、お店の方に取り箸をいただくようにします。
食べ物を箸から箸で受け取る移し箸、汁気の多い煮物を食べるとき汁を垂らしながら口に運ぶ涙箸、料理に箸を突き刺す刺し箸などももちろんNGです。
汁気の多い料理を口にするときには、懐紙を利用し料理の下に沿えるようにして食べると上品になります。
懐紙は口元をふいたり、お箸をふくこともでき、グラスの汚れ、口紅をふくなどもできるのでもっていくとスマートです。
またお寿司をいただくときには、お箸を利用せず手で食べてもOKですが、指先で手早く運び、体温が伝わらないようにいただくのがマナーとなります。
醤油は「ネタ」につけることで醤油にご飯がこぼれることもありませんし、お寿司を一口で食べることがマナーです。
もしも大きすぎる場合、一口いただきお皿において、続けて残りをいただくようにします。
洋食の基本マナーを覚えておく
着席してすぐにナプキンを広げる人がいますが、全員が着席しオーダーを済ませてから、もしくは最初の料理が運ばれてくるタイミングを見て、折り目を前に膝に置くのがマナーです。
口元、指先が汚れた場合、ナプキンの内側を利用すると汚れている部分が見えなくてスマートになります。
中座する場合にはナプキンを椅子に、帰る時にはテーブルの上です。
カラトリーの扱いがわからないという人もいますが、基本的に外側から利用し、フォークは左、ナイフを右で利用します。
フォークだけを利用する場合、フォークを持ち替えてもOKです。
カラトリーを落としてしまった場合、手を挙げてウエイターを呼べば新しいものを持ってきてくれますし、間違えてほかの料理のカラトリーを使ってしまっても、ウエイターが黙って交換してくれるので慌てることはないのでお任せしておきます。
会話しているとき、カラトリーを持ったままの人がいますが、これはNGです。
会話するときには、フォークとナイフをお皿の上に八の字においておきます。