ビジネスマナーはできて当然のこと
仕事をしている中で相手が気持ち良く仕事ができるようにするためにはマナーが必要です。
ビジネスマナーは社会人になるにあたって会社で学ぶこともありますがそれだけでは不十分なこともあります。
自分自身が仕事をうまく行うためにも周囲とうまく仕事を進めるためにもビジネスマナーはきちんと身につけておくべきものです。
しかしビジネスマナーはできて当然という考えがあり学ぶ機会はあまりありません。
自分自身できちんと学ぶ機会を設けておく必要があります。
ビジネスでも大切な守・破・離
守・破・離(しゅ・は・り)という言葉をご存知でしょうか。
これは千利休が作動を通して伝えた考えといわれています。
戦国大名にも多大な影響を与えた言葉の一つです。
守・破・離は日本の生活の中でとても大切な考えとされています。
師を敬って型をしっかりと身につけて理解を深めたのち応用方法を見つけて新しいものを生み出す力のことです。
守破離と聞くと武道に関する言葉に思えます。
しかし武道だけでなく仕事の中でも大切なものであり身につけておくと役立つとされています。
日本は外国に比べて上下関係が厳しいです。
目上の人に対しては敬語を使うのが当然ですし常に敬う姿勢をとらないと仕事の中でもうまくいきません。
守破離の考えには目上の人を敬うことも含まれており先輩に敬意を払ったり礼儀正しく接したりすることも大切としています。
「守」は基礎となること
守破離の考えの中でも守はすべての基礎になることです。
意味としては人から何かを学ぶことを言います。
仕事においてもはじめのうちはわからないことが多く教えてもらわないと何もできません。
ただ教えてもらうのではなく自発的に学ぶ意識を持っていないと学んだことは身につかないですし役立てることができないです。
興味をもって学び一度で習得することを意識しながら取り組む必要があります。
自立のための「破」
型破りという言葉がありますが、守破離における破は守を習得したのち独自のスタイルを作っていくことを意味しています。
オリジナリティのあるものを作ることだけではなく独立することも一つの破の形です。
独立することも自分の型を作ることもきちんと守ができていないとできません。
まじめに先輩から学び習得をしていくことでオリジナルのスタイルも見えるようになってきます。
自分の世界を作る「離」
離という漢字が意味する通り自分で新しいものを作っていく状態が「離」です。
仕事においては自分で勧められるようになることを意味しますがここで終わりではありません。
守や破は先輩がいて成り立つものですが離は一人で行うものです。
自分で試して失敗をすればその都度新しく挑戦をして自分なりのスタイルを作り続けていくことでブラッシュアップされます。