美しくあることができると体系まで美しく見える
鏡でふと自分が歩いている姿を見て驚愕した・・・という人もいるかと思います。
しっかり姿勢よく歩いているつもりでも、疲労していたり、年齢とともに筋力が低下すると歩き方も変化し、いわゆる「格好悪い歩き方」になっているのです。
姿勢、歩き方などはその人の印象を決定づけてしまうこともあります。
足のラインを美しく保つためにも、歩き方は重要な要素です。
日常生活の中でしっかりと美しく歩けるようになると、スタイルも自然によくなりますし、美しく歩くことがスタイルまで美しく見せるといわれています。
美しい姿勢と美しい歩き方をマスターしよう
美しく正しく歩く前に、自分の姿勢はどうなのか、まずそこから正すべきです。
正しい姿勢を保つポイントは、頭を上から引っ張られているようなイメージを作ります。
背骨の延長線上にまっすぐ自分の頭があり、上半身をすっと上に引き上げるようにしつつ、目線を少し上方向に向けて顎を引くのです。
そうすると体は自然とかかとに重心を持つようになり、年齢を重ねると多くなる前のめり姿勢ではなくなります。
正しい姿勢をイメージし作ることができたら、歩き方のチェックです。
鏡の前、ショーウインドウの前でもいいので、自然に歩いている自分の姿を見てみます。
前のめりに歩いていたり、足だけを引き上げて歩いているとアヒルが歩いているようなひょこひょこ下歩き方です。
今の歩き方がおかしい、きれいに見えないということを客観的に感じたら、正しい歩き方をしっかりマスターしていきます。
歩いている姿をパートナーやお友達にスマホで撮影してもらってもいいです。
正しく歩くポイントとは
歩くときに重心が前に来ると前のめりのカッコ悪い歩き方になります。
自分が思っているよりも後ろに重心をもっていくと目線が自然上がるのです。
歩幅が狭いとちょこちょこしていいイメージの歩き方にならないので、気持ち、歩幅を大きくするときれいに見えます。
最近よく若い人で見かけるのですが、ヒールのある靴に慣れていないため、つま先や足全体をどすっとつけて歩くスマートではない歩き方をしている人も多いです。
ひょこひょこと歩いているように見えるので、いきなり高いヒールを利用するのではなく、ヒールに慣れていないのなら、低めのヒールからチャレンジし、慣れてきたらヒールの高さを少しずつ上げていくと美しく歩くことができると思います。
つま先、また足の裏全体を着地させるのではなく、着地すると美しく歩くことが可能です。
かかとから足裏、最後につま先と体重を移動させるイメージを作りゆっくり歩いてみます。
この時、足の前の筋肉よりも、後ろ、ふくらはぎ、腿の裏の筋肉をつかい歩くことができるようになると歩き方は格段に美しくなるのです。
そのためにも、重心はいつも後ろ気味とイメージします。
最後に、手の使い方ですが、美しく見える歩きの方は、手を後ろに振って戻すように歩いているようです。
手を前に振り上げて歩くのはウォーキングの時の歩き方、日常の中で美しく歩くときには、後ろに手を少し引っ張られるようなイメージで歩くと美しくなります。